カ ト リ ッ ク 土 浦 教 会

山田宣明神父からのメッセージ NO.1 (2005.11)
ごあいさつ


これまで、暫くお休みしておりましたカトリック土浦教会のホームページが再開できますことは、大変嬉しいことです。 このためにご尽力、ご協力下さっている方々に心から感謝いたします。 私は、今年4月よりマーフィー神父さんを引き継いでこちらに参りました山田です。どうぞ、よろしくお願いいたします。

マーフィー神父と同じ修道会「イエズス・マリアの聖心会」に所属しております。 この会は、名もない小さなグループですが、その中で日本でも知られているのは、ダミアン神父とマテオ神父であると思います。
ダミアン神父は、1873年33才のとき、ハンセン病患者に自分の一生を捧げるため、隔離所であったハワイ、モロカイ島のカラパパ半島に行き、 1889年4月15日自分も同じ病に感染して49才で亡くなるまで彼らのために尽くしました。 彼の伝記は、日本でも早くから著され、ご存知の方も多いと思います。 プロテスタントの著者による伝記がカトリックより早く出版されました。 カトリックの著者による日本で最初の伝記は、小田部先生の「指なき合掌」ですが、 今は、一部改訂されて「ダミアン神父」という書名で出されております。 伝記で特筆すべきものは、最近、今月1月にサンパウロから出版された「ダミアン神父物語」です。 この本を著したときには未だカトリックでなかった医師、リチャード・スチュワートによる大変詳しく、客観的な内容の優れた大作で、 横瀬先生の訳は大変読みやすく、ぜひ一読をお薦めしたい本です。
マテオ・クローリー神父は、「聖心の信心」、「聖時間」、「家庭を聖心に捧げる運動」を世界に広めた方で、 1875年ペルーで生まれ、9才の頃からチリーで教育を受けチリーを根拠地として活動しました。 日本にも3度足を運んでおります。日本語は勿論できませんでしたが、スペイン語で話す彼の説教を聴いて、 多くの日本人が感動のあまり涙したということです。

これからも、このホームページをご愛用くださいますようおねがい申しあげます。


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